概況からBRICsを知ろう〜中国本土市場は都市化計画への期待感から反発
[14/03/18]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 45117.80 +0.34%
昨日17日のブラジル市場は3営業日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前営業日比152.14ポイント高(+0.34%)の45117.80で取引を終えた。指数構成銘柄の値上がりは35、値下がり33、変わらず5と買いが優勢。セクター別では、消費者サービスや金融が買われた半面、ヘルスケアや石油・ガスが安い。
朝方は上値を追う展開を示したが、その後は上げ幅を徐々に縮小させた。成長予想の上方修正が支援材料。ブラジル中央銀行がエコノミスト約100人を対象に実施した週間調査(3月17日実施分)では、2014年の国内総生産(GDP)成長率見通しが前回の1.68%から1.70%に引き上げられた。2014年末の拡大消費者物価指数(IPCA)上昇率予想と政策金利(セリック金利)予想は、それぞれ前回の6.12%、11.00%に据え置かれた。
【ロシア】MICEX指数 1283.70 +3.74%
17日のロシア市場は5営業日ぶりに急反発。主要指標のMICEX指数は前営業日比46.27ポイント高(+3.74%)の1283.70で取引を終了した。指数構成銘柄の値上がりは47、値下がり3とほぼ全面高。MICEX指数はこの日、3月4日以来の上げ幅を記録した。
終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を再び拡大させた。MICEX指数は前日の終値ベースで2010年5月以来の安値を更新しており、売られ過ぎ感が強まった。また、ウクライナ問題をめぐる欧米の対露制裁が金融市場に与える影響は軽微だとの見方も買い戻しを加速させた。
【インド】休場
【中国本土】上海総合指数 2023.67 +0.96%
17日の上海総合指数は反発。前場にマイナス圏に沈む場面も見られたが、総じて堅調な値動きが続いた。国務院(内閣に相当)が「新型都市化計画」を発表したことで、建材や建機など関連銘柄に買いが集中。また、民間資本による国営エネルギー会社への資本参加について、今後は石油から天然ガス分野に拡大するとの報道が資源セクターの物色手掛かりとなった。加えて、人民元の対米ドル為替レートの変動幅拡大について、金融政策の柔軟性を増すと評価された。
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昨日17日のブラジル市場は3営業日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前営業日比152.14ポイント高(+0.34%)の45117.80で取引を終えた。指数構成銘柄の値上がりは35、値下がり33、変わらず5と買いが優勢。セクター別では、消費者サービスや金融が買われた半面、ヘルスケアや石油・ガスが安い。
朝方は上値を追う展開を示したが、その後は上げ幅を徐々に縮小させた。成長予想の上方修正が支援材料。ブラジル中央銀行がエコノミスト約100人を対象に実施した週間調査(3月17日実施分)では、2014年の国内総生産(GDP)成長率見通しが前回の1.68%から1.70%に引き上げられた。2014年末の拡大消費者物価指数(IPCA)上昇率予想と政策金利(セリック金利)予想は、それぞれ前回の6.12%、11.00%に据え置かれた。
【ロシア】MICEX指数 1283.70 +3.74%
17日のロシア市場は5営業日ぶりに急反発。主要指標のMICEX指数は前営業日比46.27ポイント高(+3.74%)の1283.70で取引を終了した。指数構成銘柄の値上がりは47、値下がり3とほぼ全面高。MICEX指数はこの日、3月4日以来の上げ幅を記録した。
終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を再び拡大させた。MICEX指数は前日の終値ベースで2010年5月以来の安値を更新しており、売られ過ぎ感が強まった。また、ウクライナ問題をめぐる欧米の対露制裁が金融市場に与える影響は軽微だとの見方も買い戻しを加速させた。
【インド】休場
【中国本土】上海総合指数 2023.67 +0.96%
17日の上海総合指数は反発。前場にマイナス圏に沈む場面も見られたが、総じて堅調な値動きが続いた。国務院(内閣に相当)が「新型都市化計画」を発表したことで、建材や建機など関連銘柄に買いが集中。また、民間資本による国営エネルギー会社への資本参加について、今後は石油から天然ガス分野に拡大するとの報道が資源セクターの物色手掛かりとなった。加えて、人民元の対米ドル為替レートの変動幅拡大について、金融政策の柔軟性を増すと評価された。
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