米国株式相場 上昇、経済指標を好感
[14/03/21]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
米国株式相場は上昇。ダウ平均は108.88ドル高の16331.05、ナスダックは11.68ポイント高の4319.29で取引を終了した。朝方は小幅下落して始まったものの、週間新規失業保険申請数や3月フィラデルフィア連銀景況指数が予想以上の改善を示していたことが好感され、緩やかに上昇する展開となった。セクター別では、銀行や電気通信サービスが上昇する一方で家庭用品・パーソナル用品や医薬品・バイオテクノロジーが下落した。
データサービスのテラデータ(TDC)は、NTTドコモに同社のプラットフォームが採用されたことが好感され上昇。食品のコナグラ・フーズ(CAG)は、予想を上回る決算を発表して堅調推移となった。一方でアパレルのゲス(GES)は、慎重な今四半期及び通期の業績見通しを示して軟調推移。3Dプリンターのエックスワン(XONE)や3Dシステムズ(DDD)は、ヒューレット・パッカード(HPQ)が3Dプリンター事業への参入を表明したことで急落した。
マーケット終了後に連銀は主要金融機関30行に対するストレステストの結果を発表し、ザイオン・バンコープ(ZION)を除く29行が自己資本の基準を満たした。この結果を受けクレジットカードのディスカバー・フィナンシャル(DFS)は即座に増配を発表している。
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