(中国)江蘇省の銀行で取り付け騒ぎ、金融システムへの不安強く
[14/03/26]
提供元:株式会社フィスコ
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中国の江蘇省塩城市で24日、地元銀行の経営破たんのうわさが流れ、取り付け騒ぎが発生した。預金を引き出そうと1000人近くが店舗に押し寄せ、警察が出動する事態に発展した。
破綻のうわさが流れたのは、江蘇射陽農村商業銀行。同行は押しかけた顧客に対し、預金の引き出しに応じた。ただ、破たんの事実はなく、うわさに上った銀行の規模も小さいことから、経済に実際の影響を及ぼすことはないとみられている。
とはいえ、今回の騒動は金融システムに対する国内の不安心理を反映している。今月に入り、太陽電池メーカー、上海超日太陽能科技(002506/CH)の債券デフォルトが明らかとなったほか、浙江省の不動産デベロッパーが破たんしたと報じられている。
中国のあるエコノミストは、中国経済が2014年に直面する最大のリスクは金融市場におけるデフォルト問題だと指摘している。
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破綻のうわさが流れたのは、江蘇射陽農村商業銀行。同行は押しかけた顧客に対し、預金の引き出しに応じた。ただ、破たんの事実はなく、うわさに上った銀行の規模も小さいことから、経済に実際の影響を及ぼすことはないとみられている。
とはいえ、今回の騒動は金融システムに対する国内の不安心理を反映している。今月に入り、太陽電池メーカー、上海超日太陽能科技(002506/CH)の債券デフォルトが明らかとなったほか、浙江省の不動産デベロッパーが破たんしたと報じられている。
中国のあるエコノミストは、中国経済が2014年に直面する最大のリスクは金融市場におけるデフォルト問題だと指摘している。
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