(中国)不動産在庫が大幅増、デフォルト連鎖の可能性は否定できず
[14/04/02]
提供元:株式会社フィスコ
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国家統計局によると、2013年末時点の住宅在庫面積は4億9000万平方メートル(平米)となり、前年末比で35.2%増加したという。同年の住宅販売面積は1億3000平米となり、前年比では17.3%の増加となった。
また、2013年の期末決算を発表した上場デベロッパー81社のうち、6割の不動産在庫が増加したことも明らかになった。
業界専門家は、2013年の販売業績が好調だったが、高い負債率と高い資金調達コストなど中国不動産業界の病みがこれから徐々に表に出てくると指摘。住宅在庫が今年下期に一段と拡大する可能性があるほか、不動産融資の引き締めや値下げ販売の広がりなどを受け、今年の不動産市場が例年より厳しくなるとの見方を示した。
また、専門家は、地方都市で大幅な値下げ販売が実施されていることについて、一部の中小デベロッパーの資金繰りに問題が出ていることを示唆していると指摘。業界でのデフォルト(債務不履行)が連鎖する可能性を否定できないと警告した。
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また、2013年の期末決算を発表した上場デベロッパー81社のうち、6割の不動産在庫が増加したことも明らかになった。
業界専門家は、2013年の販売業績が好調だったが、高い負債率と高い資金調達コストなど中国不動産業界の病みがこれから徐々に表に出てくると指摘。住宅在庫が今年下期に一段と拡大する可能性があるほか、不動産融資の引き締めや値下げ販売の広がりなどを受け、今年の不動産市場が例年より厳しくなるとの見方を示した。
また、専門家は、地方都市で大幅な値下げ販売が実施されていることについて、一部の中小デベロッパーの資金繰りに問題が出ていることを示唆していると指摘。業界でのデフォルト(債務不履行)が連鎖する可能性を否定できないと警告した。
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