(中国)人民銀の四半期会合、「預金準備率下げは不要」と示唆=地元メディア
[14/04/04]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
中国人民銀行(中央銀行)は3日夜、四半期定例会合の議事内容を公表した。会合では、現在の国内経済情勢が「合理的なレンジ」で推移しており、金融市場や物価も全般に安定しているとの認識で一致。穏健(中立的)な金融政策を継続し、融資の適切な伸びを確保する方針が示された。
大手証券紙「上海証券報」(4日付)では、人民銀の発表した文言が前四半期の会合とほぼ変わらないと指摘している。専門家の見解を引用する形で、人民銀が現段階で預金準備率の引き下げは不要と考えている可能性があるとした。
興業銀行のチーフエコノミストである魯政委氏は、足元の銀行間市場の流動性に余裕があると言及。預金準備率の引き下げは資金調達コストを引き下げる根本的な対処法にはならないとの見方を示した。
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大手証券紙「上海証券報」(4日付)では、人民銀の発表した文言が前四半期の会合とほぼ変わらないと指摘している。専門家の見解を引用する形で、人民銀が現段階で預金準備率の引き下げは不要と考えている可能性があるとした。
興業銀行のチーフエコノミストである魯政委氏は、足元の銀行間市場の流動性に余裕があると言及。預金準備率の引き下げは資金調達コストを引き下げる根本的な対処法にはならないとの見方を示した。
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