中国で2社目のデベロッパー倒産、業界で連鎖倒産の危険性
[14/04/18]
提供元:株式会社フィスコ
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中国メディアはきのう17日、浙江省のデベロッパー、海寧立徳房産が事実上倒産したと報じた。同社の手がけるプロジェクトは中止されており、財務状況の悪化が表面化する前に資産を処分していたという。また、債権者らは地方裁判所に提訴する手続きに入っているとも報じられた。
不動産市場調査大手、上海易居房地産研究院は17日、「2014年1-3月期の住宅成約報告」を発表した。ここでは、調査対象となる30都市の成約面積が前期比で33.8%減少したという結果が示された。前年同期比では25.0%の減少となる。
業界専門家は、市中銀行が住宅ローン業務を大幅に縮小する中、不動産市場の停滞が中小都市から大都市に広がっていると指摘。4-6月期の住宅販売が改善されなければ、体力の弱い中小デベロッパーが連鎖倒産に陥る可能性があると警告した。
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不動産市場調査大手、上海易居房地産研究院は17日、「2014年1-3月期の住宅成約報告」を発表した。ここでは、調査対象となる30都市の成約面積が前期比で33.8%減少したという結果が示された。前年同期比では25.0%の減少となる。
業界専門家は、市中銀行が住宅ローン業務を大幅に縮小する中、不動産市場の停滞が中小都市から大都市に広がっていると指摘。4-6月期の住宅販売が改善されなければ、体力の弱い中小デベロッパーが連鎖倒産に陥る可能性があると警告した。
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