(中国)一部農村銀行の預金準備率下げ、政策スタンス変更を意味せず=人民銀
[14/04/23]
提供元:株式会社フィスコ
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中国人民銀行(中央銀行)は22日、一部銀行に対する預金準備率を25日付で引き下げると発表した。経済成長の下支えと農業支援が狙い。ただ、人民銀では、今回の措置が銀行システム全体の流動性に影響しないとみており、穏健(中立的)な政策スタンスの変更を意味するものではないと強調している。
預金準備率の引き下げ幅は、県レベルの農村商業銀行で2.0%、県レベルの農村合作銀行で0.5%。引き下げ後の準備率は明らかにされていない。
市場では、今回の預金準備率引き下げによる資金供給効果は1000億元強(約1兆6500億円)と見積もられている。国務院(内閣に相当)がこれより先に方針を示していたこともあり、引き下げ自体はサプライズではないとの見方が多い。ただ、引き下げ幅については予想を上回るとの指摘もあり、農業セクターには恩恵があると指摘されている。
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預金準備率の引き下げ幅は、県レベルの農村商業銀行で2.0%、県レベルの農村合作銀行で0.5%。引き下げ後の準備率は明らかにされていない。
市場では、今回の預金準備率引き下げによる資金供給効果は1000億元強(約1兆6500億円)と見積もられている。国務院(内閣に相当)がこれより先に方針を示していたこともあり、引き下げ自体はサプライズではないとの見方が多い。ただ、引き下げ幅については予想を上回るとの指摘もあり、農業セクターには恩恵があると指摘されている。
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