(香港)中国銀行が軟調、1-3月期決算での引当金大幅増を警戒
[14/04/25]
提供元:株式会社フィスコ
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中国銀行(03988/HK)
3.40HKドル(-0.02 -0.58%)=10:34時点
軟調。同社が24日の取引終了後に発表した2014年1-3月期決算は、純利益が前年同期比13.9%増の453億6300万元(約7480億円)と、市場予想を上回った。ただ、不良債権残高は1割近く増加し、不良債権比率も昨年末の0.96%から0.98%へと上昇。また、貸倒引当金を大幅に積み増しており、その伸びは同82.7%となっている。
地元メディアによれば、貸倒引当金は不良債権増加額の約2倍に相当する規模に達している。収益が安定を維持していることから、潜在的なリスクに備えたものと分析されている。純利ざやの拡大で収益は市場の予想以上に伸びたが、景気減速などを背景とした資産の質の低下を懸念する声も上がっている。
■企業紹介
4大国有商業銀行の一角。個人・法人向け銀行業務を含む金融サービスを幅広く手掛ける。中でも外為業務に強みを持ち、貿易決済では国内最大手。
<NT>
3.40HKドル(-0.02 -0.58%)=10:34時点
軟調。同社が24日の取引終了後に発表した2014年1-3月期決算は、純利益が前年同期比13.9%増の453億6300万元(約7480億円)と、市場予想を上回った。ただ、不良債権残高は1割近く増加し、不良債権比率も昨年末の0.96%から0.98%へと上昇。また、貸倒引当金を大幅に積み増しており、その伸びは同82.7%となっている。
地元メディアによれば、貸倒引当金は不良債権増加額の約2倍に相当する規模に達している。収益が安定を維持していることから、潜在的なリスクに備えたものと分析されている。純利ざやの拡大で収益は市場の予想以上に伸びたが、景気減速などを背景とした資産の質の低下を懸念する声も上がっている。
■企業紹介
4大国有商業銀行の一角。個人・法人向け銀行業務を含む金融サービスを幅広く手掛ける。中でも外為業務に強みを持ち、貿易決済では国内最大手。
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