(中国)中誠信託の信託商品に再びデフォルト懸念、工商銀が販売担当
[14/04/28]
提供元:株式会社フィスコ
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中国の信託会社、中誠信託の組成した高利回り信託商品が再びデフォルトの危機に直面しているもようだ。
地元メディアによると、今回問題となっているのは、同社が組成した信託商品「誠至金開2号」。2011年7月に組成され、13億元(約210億円)を調達した。調達資金は、石炭会社の山西新北方集団へと融資されたが、同集団の資金繰り悪化が報じられている。
中誠信託を巡っては、信託商品「誠至金開1号」が今年1月にデフォルトの危機に直面。政府の意向を受けたとみられる第三者の投資家が買い取ることで救済された経緯がある。中国の「シャドーバンキング(影の銀行)」問題で初のデフォルト案件となる可能性が懸念されていた。
なお、「誠至金開2号」も前回と同様に、中国工商銀行(601398/CH、01398/HK)が販売を担当している。
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地元メディアによると、今回問題となっているのは、同社が組成した信託商品「誠至金開2号」。2011年7月に組成され、13億元(約210億円)を調達した。調達資金は、石炭会社の山西新北方集団へと融資されたが、同集団の資金繰り悪化が報じられている。
中誠信託を巡っては、信託商品「誠至金開1号」が今年1月にデフォルトの危機に直面。政府の意向を受けたとみられる第三者の投資家が買い取ることで救済された経緯がある。中国の「シャドーバンキング(影の銀行)」問題で初のデフォルト案件となる可能性が懸念されていた。
なお、「誠至金開2号」も前回と同様に、中国工商銀行(601398/CH、01398/HK)が販売を担当している。
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