(中国)上海・香港相互取引の実施細則が明らかに、投資上限は売買差額で計算
[14/04/30]
提供元:株式会社フィスコ
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上海証券取引所は29日の取引終了後、上海と香港間の株式の相互取引について、実施細則の草案を公表した。投資対象の範囲や投資限度額などの詳細が明らかとなった。同プログラムは6カ月内をめどに実施される見通し。
草案によれば、1日当たりの投資上限は売買を相殺した上での純額で計算される。つまり、香港から上海に対する1日当たりの投資枠は130億元、対香港で105億元に設定されているが、実際の取引額はこれを上回ることが可能となる。
このほか、いずれか一方が休場の場合は取引ができないこと、上海から香港への投資には「証券口座残高50万元以上」との条件が設けられることなども草案に盛り込まれている。同草案は5月16日までパブリックコメントを実施し、その後正式に実施される運び。
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草案によれば、1日当たりの投資上限は売買を相殺した上での純額で計算される。つまり、香港から上海に対する1日当たりの投資枠は130億元、対香港で105億元に設定されているが、実際の取引額はこれを上回ることが可能となる。
このほか、いずれか一方が休場の場合は取引ができないこと、上海から香港への投資には「証券口座残高50万元以上」との条件が設けられることなども草案に盛り込まれている。同草案は5月16日までパブリックコメントを実施し、その後正式に実施される運び。
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