(中国)一部都市が不動産市場の救済に着手、銅陵市は契税助成など実施
[14/05/06]
提供元:株式会社フィスコ
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中国各地で不動産取引の低迷が伝わる中、一部都市が市場の救済に動き始めた。6日付の地元メディアによると、安徽省の銅陵市当局は今月1日付で、住宅公共積立金からの融資条件の緩和、契税(不動産取得税)の助成など一連の措置を実施した。このほか、浙江省の寧波市では、住宅購入資格が緩和されたもようだ。
これより先には、広西チワン族自治区の南寧市が住宅購入制限の緩和に動いたと報じられており、その他都市も追随する可能性が指摘されていた。
各地が住宅規制を緩和する背景には、歳入を確保したい狙いもある。中国の地方政府の歳入は不動産関連の収入に大きく依存しているが、足元の不動産市況悪化が圧迫要因となっている。
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これより先には、広西チワン族自治区の南寧市が住宅購入制限の緩和に動いたと報じられており、その他都市も追随する可能性が指摘されていた。
各地が住宅規制を緩和する背景には、歳入を確保したい狙いもある。中国の地方政府の歳入は不動産関連の収入に大きく依存しているが、足元の不動産市況悪化が圧迫要因となっている。
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