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緑城中国:グリーンタウン（03900/HK）
8.18HKドル（+0.37　+4.74％）＝10:32時点

逆行高。同社は15日、同業の融創中国（01918/HK）による資本参加を発表。本日付で株式取引を再開した。このほか報道ベースでは、電子商取引大手アリババ・グループの馬雲（ジャック・マー）会長による出資の可能性も伝わっている。

緑城中国は15日、会長と最高経営責任者（CEO）が保有する同社株の大半について、融創中国が買収する方向で交渉を進めていることを明らかにした。買収が成立すれば、融創中国の持ち株比率は30％となり、九龍倉集団（00004/HK）を上回って筆頭株主になる運び。

香港紙「明報」（16日付）によれば、買収価格は現在株価に対して30-50％のプレミアム水準になる可能性があるという。このほか同紙では、アリババの馬会長も個人として緑城中国株を取得すると報道。また、アリババは緑城中国の保有するサッカークラブ「杭州緑城」などの資産も買収する意向という。

高級住宅を中心に手掛ける緑城中国は、高負債体質で知られる。2012年には、SOHO中国（00410/HK）などに複数の物件を売却し、九龍倉集団の出資を受け入れていた。

■企業紹介
中国の不動産デベロッパー。浙江省を基盤に不動産開発を手掛ける。省内主要都市のほか、上海や北京など大都市でも事業を展開。



＜NT＞