(中国)アリババが地元サッカークラブ買収か、不動産デベロッパー大手から
[14/05/16]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
中国の電子商取引最大手、アリババ・グループが、地元の杭州市をホームタウンとするサッカークラブを買収するもようだ。現在のオーナーである不動産デベロッパー大手の緑城中国(グリーンタウン・チャイナ)から買い取る可能性が報じられている。
香港紙「明報」が緑城中国の幹部の話として16日に伝えた。緑城中国は今回、会長などが保有する自社株の一部に加えて、サッカークラブや病院などの資産を手放す方針。株式売り出しの理由については、財務改善、経営陣の世代交代など、さまざまな観測が浮上している。
緑城中国からアリババへのサッカークラブ譲渡について、市場では「中国経済の縮図」との指摘も見られる。中国では、緑城中国のほかにも多くの不動産開発会社がクラブのオーナーとなっているが、その不動産開発会社は足元の業況悪化で苦戦が続く。一方で、インターネットの普及などにより、アリババをはじめとするIT会社が急速に台頭している。
なお、杭州緑城の2013年シーズンの国内リーグ成績は12位と低迷。同年11月まで、日本代表元監督の岡田武史氏が監督を務めていた。
<NT>
香港紙「明報」が緑城中国の幹部の話として16日に伝えた。緑城中国は今回、会長などが保有する自社株の一部に加えて、サッカークラブや病院などの資産を手放す方針。株式売り出しの理由については、財務改善、経営陣の世代交代など、さまざまな観測が浮上している。
緑城中国からアリババへのサッカークラブ譲渡について、市場では「中国経済の縮図」との指摘も見られる。中国では、緑城中国のほかにも多くの不動産開発会社がクラブのオーナーとなっているが、その不動産開発会社は足元の業況悪化で苦戦が続く。一方で、インターネットの普及などにより、アリババをはじめとするIT会社が急速に台頭している。
なお、杭州緑城の2013年シーズンの国内リーグ成績は12位と低迷。同年11月まで、日本代表元監督の岡田武史氏が監督を務めていた。
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