概況からBRICsを知ろう〜インド市場は政権交代の実現を受けて続伸
[14/05/19]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 53975.76 +0.22%
16日のブラジル市場は小反発。主要指標のボベスパ指数は前日比120.22ポイント高(+0.22%)の53975.76で取引を終えた。指数構成銘柄の値上がりは39、値下がり29、変わらず3と買いが優勢。セクター別では、通信や消費者サービスが買われた半面、素材や石油・ガスが安い。
朝方は上値を追う展開を示したが、その後は前日の終値近辺でもみ合った。水処理や電力など公共事業関連の好決算が支援材料。水処理大手サンパウロ州基礎衛生(SBSP3)や電力大手ミナスジェライス電力(CMIG4)などの1-3月期決算が総じて市場予想を上回った。
【ロシア】MICEX指数 1392.30 +0.75%
16日のロシア市場は反発。主要指標のMICEX指数は前日比10.31ポイント高(+0.75%)の1392.30で取引を終了した。指数構成銘柄の値上がりは31、値下がり19と買いが優勢となった。
前日の終値近辺でもみ合った後は終盤に上げ幅を急速に拡大させた。天然ガス大手ガスプロム(GAZP)など大型銘柄の上昇が指数に寄与。中国向けの天然ガス供給契約について、20日からのプーチン大統領の訪中期間内に締結されると期待されている。エネルギー省のAnatoly Yanovsky次官はこのほど、ガスプロムがすでに契約書の作成を進めていると発言した。
【インド】SENSEX指数 24121.74 +0.90%
16日のインドSENSEX指数は続伸。最大野党インド人民党(BJP)のナレンドラ・モディ氏が率いる政党連合が総選挙で勝利し、予想通りに政権交代が実現。モディ氏は5月21日にも首相に就任する計画だ。新政権による景気対策への期待感が引き続き相場の追い風となった。また、外国人投資家(FII)の買い加速も引き続き支援材料。FIIは16日までに19営業日連続で買い越したほか、この日の買い越し額は前日から急増した。
【中国本土】上海総合指数 2026.50 +0.08%
16日の上海総合指数は小反発。不安定な値動きとなった。中国の景気減速や新規株式公開(IPO)再開による需給悪化への警戒感が持続。後場には、ベンチャー企業向け株式市場「創業板」が3%を超える大幅安となったことで下値を切り下げる場面があった。ただ、景気対策への期待も根強いほか、指数が節目の2000に近づく場面では値ごろ感も意識されたもよう。その後は再び下げ幅を縮小し、結局小高い水準でこの日の取引を終えた。
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16日のブラジル市場は小反発。主要指標のボベスパ指数は前日比120.22ポイント高(+0.22%)の53975.76で取引を終えた。指数構成銘柄の値上がりは39、値下がり29、変わらず3と買いが優勢。セクター別では、通信や消費者サービスが買われた半面、素材や石油・ガスが安い。
朝方は上値を追う展開を示したが、その後は前日の終値近辺でもみ合った。水処理や電力など公共事業関連の好決算が支援材料。水処理大手サンパウロ州基礎衛生(SBSP3)や電力大手ミナスジェライス電力(CMIG4)などの1-3月期決算が総じて市場予想を上回った。
【ロシア】MICEX指数 1392.30 +0.75%
16日のロシア市場は反発。主要指標のMICEX指数は前日比10.31ポイント高(+0.75%)の1392.30で取引を終了した。指数構成銘柄の値上がりは31、値下がり19と買いが優勢となった。
前日の終値近辺でもみ合った後は終盤に上げ幅を急速に拡大させた。天然ガス大手ガスプロム(GAZP)など大型銘柄の上昇が指数に寄与。中国向けの天然ガス供給契約について、20日からのプーチン大統領の訪中期間内に締結されると期待されている。エネルギー省のAnatoly Yanovsky次官はこのほど、ガスプロムがすでに契約書の作成を進めていると発言した。
【インド】SENSEX指数 24121.74 +0.90%
16日のインドSENSEX指数は続伸。最大野党インド人民党(BJP)のナレンドラ・モディ氏が率いる政党連合が総選挙で勝利し、予想通りに政権交代が実現。モディ氏は5月21日にも首相に就任する計画だ。新政権による景気対策への期待感が引き続き相場の追い風となった。また、外国人投資家(FII)の買い加速も引き続き支援材料。FIIは16日までに19営業日連続で買い越したほか、この日の買い越し額は前日から急増した。
【中国本土】上海総合指数 2026.50 +0.08%
16日の上海総合指数は小反発。不安定な値動きとなった。中国の景気減速や新規株式公開(IPO)再開による需給悪化への警戒感が持続。後場には、ベンチャー企業向け株式市場「創業板」が3%を超える大幅安となったことで下値を切り下げる場面があった。ただ、景気対策への期待も根強いほか、指数が節目の2000に近づく場面では値ごろ感も意識されたもよう。その後は再び下げ幅を縮小し、結局小高い水準でこの日の取引を終えた。
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