(中国)全国の空室率は15%、「4兆元政策」以降の物件では40%超え
[14/05/20]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 外国株
不動産バブルが懸念される中国で、住宅在庫が増えているもようだ。CLSAの調査によると、全国の住宅空室率は15%に達し、うち中小都市では20%を超えているという。また、2008年より前の完工分では9.3%にとどまるが、その後2012年までの完工分では40.5%に達している。
上記の数字について、中国は2008年末に4兆元の景気対策を始動しており、それによる投資の急増が住宅供給の急速な増加につながったとみられる。ただ、CLSAでは「15%」との数字はコントロール可能な範囲との見方だ。欧米よりも高い数字ではあるものの、中国の不動産市場は低負債比率、実需の強さといった成長余力があると指摘した。
なお、CLSAは今回、全国10以上の都市で、81万戸の住宅物件を対象に調査を行った。
<NT>
上記の数字について、中国は2008年末に4兆元の景気対策を始動しており、それによる投資の急増が住宅供給の急速な増加につながったとみられる。ただ、CLSAでは「15%」との数字はコントロール可能な範囲との見方だ。欧米よりも高い数字ではあるものの、中国の不動産市場は低負債比率、実需の強さといった成長余力があると指摘した。
なお、CLSAは今回、全国10以上の都市で、81万戸の住宅物件を対象に調査を行った。
<NT>