(中国)金融政策は緩和方向に傾斜か、李首相が微調整に言及
[14/05/26]
提供元:株式会社フィスコ
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中国の李克強首相は視察先の内モンゴル自治区で、実体経済における資金のひっ迫に対し、金融政策の適度な微調整を行う必要があるとの認識を示した。これを受けて市場では、金融政策がやや緩和的な方向へ転換されるとの観測が浮上している。地元メディアが26日伝えた。
李首相は、中小企業の資金繰り難や資金調達コストの上昇といった問題は、実体経済における資金ひっ迫を反映していると指摘。こうした問題に対処するため、政策ツールを活用する必要があると述べた。
専門家は今後の金融政策について、「全面的な緩和」ではなく「方向性を絞った緩和」になると分析。鉄道や都市インフラ、保障性住宅(低所得者向け住宅)などへの融資拡大といった形で実施されるとみている。
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李首相は、中小企業の資金繰り難や資金調達コストの上昇といった問題は、実体経済における資金ひっ迫を反映していると指摘。こうした問題に対処するため、政策ツールを活用する必要があると述べた。
専門家は今後の金融政策について、「全面的な緩和」ではなく「方向性を絞った緩和」になると分析。鉄道や都市インフラ、保障性住宅(低所得者向け住宅)などへの融資拡大といった形で実施されるとみている。
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