(中国)住建部、不動産市況の現状確認で地方視察を実施か
[14/05/26]
提供元:株式会社フィスコ
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中国の住宅都市農村建設部(住建部)が地方視察を行い、各地の不動産市場の現状を確認しているもようだ。地元メディアが報じたもので、24日に国務院(内閣に相当)へ報告を行ったとされている。各地で住宅在庫が増加し、デベロッパーによる値下げが進んでいる状況について、中央政府も懸念を強めている。
ただ同時に、政府による「市場救済論」が広がることにも警戒感を持っているようだ。住建部の関係者によれば、中央政府は確かに地方政府による自主的な政策見直しの権利を認めているが、これが直ちに規制緩和を意味するものではないという。購入制限の緩和は、市場に誤った「サイン」を与える可能性があるとされている。
一方、一部の都市では引き続き規制緩和の動きが続いている。最新報道によれば、安徽省銅陵市が住宅公共積立金からの融資上限を引き上げたほか、天津市でも購入制限が緩和されたと伝わっている。
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ただ同時に、政府による「市場救済論」が広がることにも警戒感を持っているようだ。住建部の関係者によれば、中央政府は確かに地方政府による自主的な政策見直しの権利を認めているが、これが直ちに規制緩和を意味するものではないという。購入制限の緩和は、市場に誤った「サイン」を与える可能性があるとされている。
一方、一部の都市では引き続き規制緩和の動きが続いている。最新報道によれば、安徽省銅陵市が住宅公共積立金からの融資上限を引き上げたほか、天津市でも購入制限が緩和されたと伝わっている。
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