米国株式相場 下落、材料に乏しく小動きに終始
[14/05/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
米国株式相場は下落。ダウ平均は42.32ドル安の16633.18、ナスダックは11.99ポイント安の4225.08で取引を終了した。ダウは4営業日連続で上昇してきたが、今日は主な経済指標の発表もなく、明日の1-3月期GDP改定値の内容を見極めたいとの思惑から手控えムードとなった。株価は小幅な値動きでS&P500変動率指数も低水準で推移する中、引けにかけては下げ幅をやや拡大した。米10年国債利回りは約11ヶ月ぶりの水準に低下した。セクター別では、公益事業や運輸が上昇する一方でソフトウェア・サービスや不動産が下落した。
企業向けクラウド関連のワークデイ(WDAY)が予想を上回る決算を発表して上昇。住宅メーカーのトールブラザーズ(TOL)も好決算を発表して堅調推移となった。短文投稿サイトのツイッター(TWTR)は、野村證券の投資判断引上げを受けて大幅上昇。一方で3Dプリンターの3Dシステムズ(DDD)は、大規模な増資を発表して下落。靴小売のDSW(DSW)は予想を下回る決算と、業績下方修正を発表して大幅下落となった。
明日の1-3月期GDP改定値は速報値の0.1%から-0.5%に下方修正されることが予想されている。
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