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概況からBRICsを知ろう〜中国本土市場は反発、強弱感が対立も約2週間ぶりの高値引け
[14/05/29]
提供元：株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 52639.75 +0.89％
昨日28日のブラジル市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比465.77ポイント高（+0.89％）の52639.75で取引を終えた。指数構成銘柄の値上がりは55、値下がり14、変わらず2と買いが優勢。素材を除くすべてのセクターが上昇し、中でも通信や金融に買いが集中した。
朝方はマイナス圏に転じる場面もあったが、その後は堅調な値動きを示した。銀行セクターの続伸が指数をサポート。1986-94年に起きたブラジルのハイパーインフレをめぐる訴訟問題について、最高裁判所が判決日を先送りしたことが好感された。これが銀行側に対策を講じる余裕を与えたとみられている。今回の裁判で預金者側が勝訴した場合、銀行側は最大3415億レアル（約15兆6953億円）の賠償金を支払うことになると試算されている。
【ロシア】MICEX指数 1425.95 +0.61％
28日のロシア市場は反発。主要指標のMICEX指数は前日比8.63ポイント高（+0.61％）の1425.95で取引を終了した。指数構成銘柄の値上がりは35、値下がり14、変わらず1と買いが優勢となった。
朝方は軟調な展開を示したが、その後はプラス圏を回復した。27日にブリュッセルで開催された欧州連合（EU）首脳会議で、ロシアへの追加制裁が見送られたことが好感された。プーチン露大統領がウクライナの新政権を尊重する意向を示したことが評価されたもようだ。
【インド】SENSEX指数 24556.09 +0.03％
28日のインドSENSEX指数は小幅続伸。前日終値近辺でもみ合った。指数は今年2月から約20％上昇しており、割高感が意識された。また、外国人投資家（FII）が2日連続で売り越したことも警戒された。ほかに、今週30日に1-3月期の国内総生産（GDP）が発表されるため、積極的な買いは手控えられた。政策面では、農業省などが食品価格の安定化を最優先課題として位置付ける方針を示したことが大幅な金融緩和期待を後退させた。
【中国本土】上海総合指数 2050.23 +0.77％
28日の上海総合指数は反発。午前は前日終値をはさんでもみ合う展開。景気の先行きや不動産市況への警戒感がくすぶる一方で、景気対策への期待感も根強く、強弱感が対立した。ただ、後場に入ると、石炭などの出遅れ大型株や材料株への買い戻しが進み、指数はじりじりと上げ幅を拡大。ベンチャー企業向け株式市場「創業板」が大きく上昇したことも買い安心感につながった。指数は終値で今月13日以来、約2週間ぶりの高値で引けた。
＜FA＞
昨日28日のブラジル市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比465.77ポイント高（+0.89％）の52639.75で取引を終えた。指数構成銘柄の値上がりは55、値下がり14、変わらず2と買いが優勢。素材を除くすべてのセクターが上昇し、中でも通信や金融に買いが集中した。
朝方はマイナス圏に転じる場面もあったが、その後は堅調な値動きを示した。銀行セクターの続伸が指数をサポート。1986-94年に起きたブラジルのハイパーインフレをめぐる訴訟問題について、最高裁判所が判決日を先送りしたことが好感された。これが銀行側に対策を講じる余裕を与えたとみられている。今回の裁判で預金者側が勝訴した場合、銀行側は最大3415億レアル（約15兆6953億円）の賠償金を支払うことになると試算されている。
【ロシア】MICEX指数 1425.95 +0.61％
28日のロシア市場は反発。主要指標のMICEX指数は前日比8.63ポイント高（+0.61％）の1425.95で取引を終了した。指数構成銘柄の値上がりは35、値下がり14、変わらず1と買いが優勢となった。
朝方は軟調な展開を示したが、その後はプラス圏を回復した。27日にブリュッセルで開催された欧州連合（EU）首脳会議で、ロシアへの追加制裁が見送られたことが好感された。プーチン露大統領がウクライナの新政権を尊重する意向を示したことが評価されたもようだ。
【インド】SENSEX指数 24556.09 +0.03％
28日のインドSENSEX指数は小幅続伸。前日終値近辺でもみ合った。指数は今年2月から約20％上昇しており、割高感が意識された。また、外国人投資家（FII）が2日連続で売り越したことも警戒された。ほかに、今週30日に1-3月期の国内総生産（GDP）が発表されるため、積極的な買いは手控えられた。政策面では、農業省などが食品価格の安定化を最優先課題として位置付ける方針を示したことが大幅な金融緩和期待を後退させた。
【中国本土】上海総合指数 2050.23 +0.77％
28日の上海総合指数は反発。午前は前日終値をはさんでもみ合う展開。景気の先行きや不動産市況への警戒感がくすぶる一方で、景気対策への期待感も根強く、強弱感が対立した。ただ、後場に入ると、石炭などの出遅れ大型株や材料株への買い戻しが進み、指数はじりじりと上げ幅を拡大。ベンチャー企業向け株式市場「創業板」が大きく上昇したことも買い安心感につながった。指数は終値で今月13日以来、約2週間ぶりの高値で引けた。
＜FA＞
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