(中国)地方債務問題:来年末までに69兆円相当が満期到来、不動産市場が最大リスク
[14/06/18]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 外国株
中国経済が抱える大きなリスクのひとつとなっている地方政府の債務問題について、2015年末までに計4兆2000億元(約69兆円弱)が満期を迎える見込みという。格付け会社の中誠信国際では、不動産市場の調整が地方債務問題の最大のリスクになると分析している。地元メディアが18日伝えた。
中誠信国際のアナリストによれば、地方政府の多くが土地売却収入を担保に融資を受けており、その比率は全体の37%前後。一部の省では、50%以上に達するケースもあるという。不動産市場が調整局面にある現状の下、債務構造の偏りがリスクを高める要因になっているとみている。
<NT>
中誠信国際のアナリストによれば、地方政府の多くが土地売却収入を担保に融資を受けており、その比率は全体の37%前後。一部の省では、50%以上に達するケースもあるという。不動産市場が調整局面にある現状の下、債務構造の偏りがリスクを高める要因になっているとみている。
<NT>