米国株式相場 上昇、オプション・先物決済日で小動きも、ダウ及びS&P500過去最高値更新
[14/06/21]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
米国株式相場は上昇。ダウ平均は25.62ドル高の16947.08、ナスダックは8.71ポイント高の4368.04で取引を終了した。オプションや先物の決済日が重なるクアドプル・ウィッチングで小幅な値動きに終始する展開となった。経済指標の発表もなく材料に乏しい中、底堅く推移し、ダウ平均株価とS&P500指数は過去最高値を更新した。セクター別では、医薬品・バイオテクノロジーやエネルギーが上昇する一方でメディアや食品・生活必需品小売が下落した。
ソフトウェアのオラクル(ORCL)は決算が予想を下回り下落。家電小売のラジオシャック(RSH)は株価が1ドルを割り込み上場廃止への懸念から急落となった。一方で中古自動車販売のカーマックス(KMX)が予想を上回る決算を発表して上昇。建機メーカーのキャタピラー(CAT)は月次機械販売統計が好調だったことで堅調推移となった。
来週は検索大手グーグル(GOOG)の開発者向けイベント「Google I/O」が25・26日に予定されており、注目を集めそうだ。
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