(中国)7月新規融資が大幅減少:人民銀は債務リスクなど警戒か、一時的との見方も
[14/08/13]
提供元:株式会社フィスコ
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中国人民銀行(中央銀行)が13日発表した金融統計では、7月の国内金融機関の人民元建て新規融資が3852億元(約6兆3900億元)となり、市場予想の7800億元を大幅に下回った。前月実績の1兆800億元に比べ、大きく減少した。
民生証券の専門家は、7月の新規融資が予想以上に減少したことについて、人民銀が債務リスクや潜在的なインフレリスクを警戒していると指摘。人民銀は4-6月期に緩和的な金融政策を実施していた。
ただ、景気の下振れ圧力も残る中、急速な引き締めが継続することは考えにくいとし、下期は中立的な金融政策が維持されるとみている。
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民生証券の専門家は、7月の新規融資が予想以上に減少したことについて、人民銀が債務リスクや潜在的なインフレリスクを警戒していると指摘。人民銀は4-6月期に緩和的な金融政策を実施していた。
ただ、景気の下振れ圧力も残る中、急速な引き締めが継続することは考えにくいとし、下期は中立的な金融政策が維持されるとみている。
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