米国株式相場 上昇、ウクライナ・ロシア首脳会談への期待高まる
[14/08/20]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
米国株式相場は上昇。ダウ平均は80.85ドル高の16919.59、ナスダックは19.20ポイント高の4527.51で取引を終了した。26日にロシアとウクライナが首脳会談を行う見通しとなったことが好感され買いが先行。7月住宅着工件数が予想を上回ったほか、7月消費者物価指数も予想に一致しインフレが適度に抑制されているとの見方から終日堅調推移となり、ナスダック総合指数は14年ぶりの高値を付けた。一方、原油価格は7ヶ月ぶりの安値を更新。セクター別では、小売や公益事業が上昇する一方で電気通信サービスやメディアが下落した。
携帯端末メーカーのアップル(AAPL)はモルガン・スタンレーの買い推奨を受け節目となる100ドルを突破、終値ベースで株式分割前の過去最高値を更新した。好調な住宅着工件数を受け、レナー(LEN)など住宅メーカー各社も堅調推移となった。ホームセンターのホームデポ(HD)やディスカウントストアのTJX(TJX)は予想を上回る決算を発表して堅調推移となった。一方で携帯電話キャリアのスプリント(S)は、格安の通信プランを発表したものの利益率低下への懸念から売られた。
検索大手のグーグル(GOOGL)が本日で株式上場から10年を迎えた。同期間にグーグルの株価は株式分割調整後でIPO価格から1294%の上昇となっており、S&P500構成銘柄でこれを上回るのは僅かに10社にとどまっている。
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