12日の中国本土市場概況:上昇、景気テコ入れ策が打ち出されるとの思惑
[14/09/12]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
12日の中国本土市場は上昇。主要指標の上海総合指数は、前日比20.27ポイント高(+0.88%)の2331.95ポイントと3日ぶりに反発した。上海A株指数は21.26ポイント高(+0.88%)の2441.27ポイント。外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.39ポイント高(+0.53%)の262.28ポイント、深センB株指数が2.26ポイント高(+0.23%)の973.20ポイントで引けた。
政策期待が支えに。直近で公表された景気指標が総じて軟調だったため、景気テコ入れ策が打ち出されるとの思惑が強まっている。取引時間中に公表された8月の中国金融統計については、新規貸出額は予想をやや上回ったが、マネーサプライ (通貨供給量)は下振れた。銀行貸出以外の資金調達手段を幅広く含む「社会融資総量」も、前年同月比で減少し、事前予想を下回っている。指数は中盤から上げ幅を広げた。
幅広い銘柄が買われ、上海総合指数の構成銘柄9割近くが上昇した。なかでも、政策期待のある銘柄が物色された。新エネルギー発電の関連銘柄が軒並み高。重工業設備メーカー(原発設備など)の中国第一重型機械など(601106/SH)が値幅制限いっぱいまで上昇し、風力発電モジュール最大手の華鋭風電科技(601558/SH)が4.9%高で引けた。国家エネルギー局の高官が、「中国はクリーンエネルギー発電の比率を高めなければならない」と発言したことが材料視されている。港湾関連株の上げも目立つ。港湾荷役の営口港務(600317/SH)が6.8%高と値を上げた。このほか、造船株や航空・防衛の軍事関連株、ゼネコン株、IT関連株、自動車株なども高い。
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