17日の中国本土市場概況:上昇、金融緩和への期待も
[14/09/17]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
17日の中国本土市場は上昇。主要指標の上海総合指数は、前日比11.34ポイント高(+0.49%)の2307.89ポイントと反発した。上海A株指数は11.83ポイント高(+0.49%)の2416.01ポイント。外貨建てB株相場は、上海B株指数が2.19ポイント高(+0.84%)の261.32ポイント、深センB株指数が6.48ポイント高(+0.67%)の967.27ポイントで引けた。
もみ合いのなか上昇する流れとなり、金融緩和の期待が支えとなった。現地メディアが16日、「人民銀行(中央銀行)が国内5大銀行に対し、計5000億人民元の流動性を供給した」と報じたことなどを好感している。ただ、上値は重い。指数は週初まで連日で年初来高値を更新し、依然として約1年半ぶりの高水準で推移しているためだ。
時価総額上位の銘柄に目立った動意がみられないなか、中小型株が物色された。中堅不動産株が高い。上海世茂(600823/SH)が2.1%上昇。港湾関連株の上げも目立つ。埠頭運営の大連港(601880/SH)がストップ高、港湾荷役の営口港務(600317/SH)が2.7%高で引けた。このほか、医薬関連株、消費関連株、水道やガスの公益株、自動車株などもしっかり。
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