米国株式相場 上昇、早期利上げ観測後退を好感
[14/09/19]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
米国株式相場は上昇。ダウ平均は109.14ドル高の17265.99、ナスダックは31.24ポイント高の4593.42で取引を終了した。前日のFOMC(連邦公開市場委員会)の結果を受け、早期利上げの懸念がやや後退したとの見方から買いが先行。週間新規失業保険申請数が予想よりも少なかったことも好感され、引けにかけて上げ幅を拡大した。セクター別では、銀行や各種金融が上昇する一方で公益事業や不動産が下落した。
食品のコナグラ・フーズ(CAG)が好決算を発表して上昇。フラッシュメモリのサンディスク(SNDK)はモルガン・スタンレーが強気の見方を示し堅調推移となった。一方で家具・インテリア用品小売のピア1インポーツ(PIR)は、予想を下回る決算と通年の業績見通しを引き下げ急落。石炭のピーボディー・エナジー(BTU)はゴールドマン・サックスの投資判断引き下げで軟調推移となった。
マーケット終了後にソフトウェア大手のオラクル(ORCL)は、創業者のラリー・エリソン氏がCEO職を退き、会長兼最高テクノロジー責任者に就任することを発表し、時間外取引で下落して推移している。
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