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8日の中国本土市場概況:上海総合指数は上昇、住宅ローン規制の緩和などを材料視

注目トピックス 外国株

8日の中国本土マーケットは上昇。主要指標の上海総合指数は、前営業日比18.92ポイント高(+0.80%) の2382.79ポイントと7日続伸した。年初来高値を連日で更新し、約1年8カ月ぶりの高水準に達している。上海A株指数は19.91ポイント高(+0.80%)の2474.59ポイント。一方、外貨建てB株相場は下落。上海B株指数が0.10ポイント安(-0.04%)の268.06ポイント、深センB株指数が3.43ポイント安(-0.35%)の976.20ポイントで引けた。

もみ合いのなか買われる流れ。上海総合指数は約1年7カ月ぶりの高値水準にあるため、利食い売りに押される場面がみられたものの、本土休場中の好材料が相場を支えた。中国人民銀行(中央銀行)と銀行業監督管理委員会が9月30日に住宅ローンの貸出規制を緩和したこと、人民銀行が金融政策委員会第3四半期例会報告を5日発表し、「穏健な金融政策の実施を続け、様々な金融政策手段を機動的に運用し、適度に流動性を保持する」との方針を示したことなどが好感されている。

業種別では、不動産株の上げが目立つ。保利地産(600048/SH)が2.9%高、金地集団(600383/SH)が1.8%高と買い進まれた。業界向けの支援策が材料視されている。このほか、政策期待のある港湾株や鉄道関連株、証券株なども高い。医薬関連株や消費関連株、自動車株などもしっかり。



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