米国株式相場 まちまち、良好な経済指標受け下げ幅縮小
[14/10/17]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
米国株式相場はまちまち。ダウ平均は24.50ドル安の16117.24、ナスダックは2.07ポイント高の4217.39で取引を終了した。前日までのリスク回避の動きが継続し朝方は売りが先行。欧州株式相場が軟調推移となったことも嫌気された。しかし週間新規失業保険申請数や9月鉱工業生産は共に改善を示す内容となったことや、一部企業決算が好感され、午後にかけて緩やかに下げ幅を縮小する展開となった。セクター別では、自動車・自動車部品やエネルギーが上昇する一方で食品・生活必需品小売やソフトウェア・サービスが下落した。
動画ストリーミングのネットフリックス(NFLX)は、契約者数の純増数が会社ガイダンスを下回るなど冴えない決算を発表して急落。投資銀行のゴールドマン・サックス(GS)は予想を上回る決算を発表したものの、売りに押された。携帯端末のアップル(AAPL)は、新型iPadや20日からの決済サービスApple Payの開始を発表したものの軟調推移。製薬のアブビー(ABBV)は、英シャイア(SHPG)の買収に関して株主に対して反対票を投じることを勧め続落。一方で好決算を発表したデルタ航空(DAL)が堅調推移となった。
マーケット終了後に検索大手のグーグル(GOOGL)が発表した決算は売上高及び一株利益ともアナリスト予想を下回り、時間外取引で下落して推移している。
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