27日の中国本土市場概況:下落、「相互乗り入れ」の延期観測を嫌気
[14/10/27]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
27日の中国本土マーケットは下落。主要指標の上海総合指数は、前営業日比11.84ポイント安(-0.51%)の2290.44ポイントと5日続落した。上海A株指数は12.39ポイント安(-0.51%)の2397.92ポイント。一方、外貨建てB株相場はまちまち。上海B株指数が1.65ポイント安(-0.64%)の255.03ポイント、深センB株指数が1.08ポイント高(-0.11%)の958.95ポイントで引けた。
上海と香港の「相互乗り入れ」(両株式市場の相互取引開放)について、延期観測が流れたことを嫌気。香港交易所(香港証券取引所:388/HK)が26日、「相互乗り入れ」の開始日は未確定とする声明を発表した。当初は本日(10月27日)にも開始されるとみられていただけに、投資家の失望売りを誘った。ただ、下値は限定的。上海総合指数は前日までの4日続落で、約1カ月ぶりの安値水準に低迷したため、値ごろ感に着目した買いも散見される。指数は中盤から下落幅をやや縮小させた。
金融セクターが下げを主導。なかでも証券株が売られ、大手の中信証券(600030/SH)が2.8%安で引けた。相互乗り入れの延期で、市場の活性化期待が後退している。このほか、不動産株や建材株、エネルギー関連株などもさえない。
半面、薬品関連株は買われる。エボラ出血熱の感染者が先進国にも広がるなか、製品特需の思惑が膨らんだ。医療計器メーカーの山東新華医療機械(600587/SH)が6.4%高、ワクチン製品販売の北京天壇生物製品(600601/SH)が5.3%高と値を上げている。そのほか、政策期待のある環境関連などもしっかり。
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