31日の中国本土市場概況:4日続伸、香港経由のホットマネー流入期待に
[14/10/31]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
31日の中国本土マーケットは上昇。主要指標の上海総合指数は、前日比29.10ポイント高(+1.22%)の2420.18ポイントと4日続伸した。連日で年初来高値を切り上げ、約1年8カ月ぶりに節目の2400ポイントを回復している。商いも急増した。上海A株指数は30.56ポイント高(+1.22%)の2534.07ポイント。外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.98ポイント高(+0.37%)の262.04ポイント、深センB株指数が3.01ポイント高(+0.31%)の977.95ポイントで引けた。
利食い売りこなし買われる流れ。上海と香港の「相互乗り入れ」(両株式市場の相互取引開放)について、「上海側が11月1日に最終リハーサルを行う」と報じられるなど、早期実施の観測が浮上したことが支援材料になった。香港を経由したホットマネーが流入すると期待されている。
大型株が相場をけん引。なかでも金融株の上げが目立ち、中国銀行(601988/SH)が3.3%高、中国人寿保険(601628/SH)が4.7%高、海通証券(600837/SH)が4.0%高と買い進まれた。このほか、不動産株や建材株、非鉄株、エネルギー関連株なども物色されている。
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