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概況からBRICsを知ろう〜ブラジル株式市場は続伸、内需関連株高が指数上昇をけん引する展開に
[14/11/20]
提供元：株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 53402.81 +2.58％
19日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比1340.95ポイント高（+2.58％）の53402.81で取引を終えた。52031.54を安値に上昇を続け、高値引けとなった。指数構成銘柄での値上がりは61、値下がりは8、変わらず1であった。
この日発表されたブラジルの11月拡大消費者物価指数(IPCA-15)が前月比で予想外に低下し、10月失業率も低下したことを好感して、内需関連の株高がボベスパ指数の上昇をけん引する展開になったもよう。不動産大手のガフィーザ(GFSA3)や教育大手のエスタシオ・パルチシパソンエス(ESTC3)の上昇が目立った。
【ロシア】MICEX指数 1517.97 -0.11％
19日のロシア株式市場は4日ぶりに反落。主要指標のMICEX指数は前日比1.64ポイント安（-0.11％）の1517.97で取引を終了した。1513.71から1524.09での推移となった。
この日は化学大手のウラルカリイ(URKA)の株安が、MICEX指数への下押し圧力になったとのこと。前日ウラルカリイの一部カリ鉱坑の近くで陥落孔がみつかり、出水があったことから、操業を停止。今後、生産削減につながる懸念が浮上したことが、売り材料になったもよう。一方、通貨ルーブルの落ち着いた動きや、ブレント原油の反発が指数の下支えになったとみられる。
【インド】SENSEX指数 28032.85 -0.46％
19日のインドSENSEX指数は続落。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比130.44ポイント安（-0.46％）の28032.85、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同43.60ポイント安（-0.52％）の8382.30で取引を終えた。
前半は底堅い展開を示したが、後半に利益確定売りに押された。弱い貿易収支が引き続き懸念材料。政府が貿易赤字を縮小させるため、金の輸入を厳しく制限することを検討していると報じられた。また、外国人投資家（FII）が売り越しに転じたことも指数の足かせになった。ほかに、今年7-9月期の国内総生産（GDP）などが来週に発表されるため、積極的な買いも手控えられた。
【中国本土】上海総合指数 2450.99 -0.22％
19日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比5.38ポイント安（-0.22％）の2450.99ポイントと小幅ながら5日続落した。
前日までの軟調地合いを継ぐ。新規株式公開（IPO）の公募が来週に集中するため、需給悪化の懸念がくすぶっている。また、香港を経由して上海株を取引する「滬股通」が前日に低迷したことや、中国景気の先行き不安も重しになった。もっとも、下げ幅は限定的。指数は直近の下落率が大きかったため、下値では値ごろ感に着目した買いもみられる。
＜FA＞
19日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比1340.95ポイント高（+2.58％）の53402.81で取引を終えた。52031.54を安値に上昇を続け、高値引けとなった。指数構成銘柄での値上がりは61、値下がりは8、変わらず1であった。
この日発表されたブラジルの11月拡大消費者物価指数(IPCA-15)が前月比で予想外に低下し、10月失業率も低下したことを好感して、内需関連の株高がボベスパ指数の上昇をけん引する展開になったもよう。不動産大手のガフィーザ(GFSA3)や教育大手のエスタシオ・パルチシパソンエス(ESTC3)の上昇が目立った。
【ロシア】MICEX指数 1517.97 -0.11％
19日のロシア株式市場は4日ぶりに反落。主要指標のMICEX指数は前日比1.64ポイント安（-0.11％）の1517.97で取引を終了した。1513.71から1524.09での推移となった。
この日は化学大手のウラルカリイ(URKA)の株安が、MICEX指数への下押し圧力になったとのこと。前日ウラルカリイの一部カリ鉱坑の近くで陥落孔がみつかり、出水があったことから、操業を停止。今後、生産削減につながる懸念が浮上したことが、売り材料になったもよう。一方、通貨ルーブルの落ち着いた動きや、ブレント原油の反発が指数の下支えになったとみられる。
【インド】SENSEX指数 28032.85 -0.46％
19日のインドSENSEX指数は続落。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比130.44ポイント安（-0.46％）の28032.85、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同43.60ポイント安（-0.52％）の8382.30で取引を終えた。
前半は底堅い展開を示したが、後半に利益確定売りに押された。弱い貿易収支が引き続き懸念材料。政府が貿易赤字を縮小させるため、金の輸入を厳しく制限することを検討していると報じられた。また、外国人投資家（FII）が売り越しに転じたことも指数の足かせになった。ほかに、今年7-9月期の国内総生産（GDP）などが来週に発表されるため、積極的な買いも手控えられた。
【中国本土】上海総合指数 2450.99 -0.22％
19日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比5.38ポイント安（-0.22％）の2450.99ポイントと小幅ながら5日続落した。
前日までの軟調地合いを継ぐ。新規株式公開（IPO）の公募が来週に集中するため、需給悪化の懸念がくすぶっている。また、香港を経由して上海株を取引する「滬股通」が前日に低迷したことや、中国景気の先行き不安も重しになった。もっとも、下げ幅は限定的。指数は直近の下落率が大きかったため、下値では値ごろ感に着目した買いもみられる。
＜FA＞
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