27日の香港市場概況:反落、高値警戒感から利食い圧力が強まる
[14/11/27]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
27日の香港市場は下落。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比107.70ポイント安(-0.45%)の24004.28ポイント、本土企業株で構成されるH株指数が37.48ポイント安(-0.34%)の11013.87ポイントと反落した。売買代金は728億8800万香港ドルに縮小している(26日は876億200万香港ドル)。
もみ合いのなか売られる流れ。中国人民銀行(中央銀行)の金融緩和スタンスや中国の政策期待などを支えに、朝方は買いが先行したものの、上値は重く、徐々に売りが増えた。ハンセン指数は約2カ月ぶりの高値水準で推移していたため、利食い売り圧力が強まっている。
ハンセン指数の構成銘柄では、天然ガス事業を展開する昆侖能源(135/HK)が2.5%安、コンテナ業務大手の中遠太平洋(1199/HK)が2.2%安、香港を基盤とする東亜銀行(23/HK)が1.8%安と下げが目立った。
資源・素材株もさえない。ニッケル大手の新疆新シン鉱業(3833/HK)が3.0%安、モリブデン中国最大手の洛陽モリブデン集団(3993/HK)が2.3%安、鉄鋼大手の馬鞍山鋼鉄(323/HK)が3.3%安、セメント中国最大手の安徽海螺セメント(安徽コンチセメント:914/HK)が1.2%安で引けた。
【亜州IR】
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