概況からBRICsを知ろう〜インドSENSEX指数は4営業日ぶり反落、外国人投資家(FII)の売り越し継続で指数の足かせ
[14/12/24]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 50889.81 +1.53%
23日のブラジル株式市場は3営業日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比768.95ポイント高(+1.53%)の50889.81で取引を終えた。49814.97から50889.81まで上昇し、連日の高値引けとなった。指数構成銘柄での値上がりは52、値下がりは16、変わらず2であった。
石油ガス大手のペトロブラス(PETR3)の上昇が、引き続きブラジル株の上昇をけん引した。この日発表の米国7-9月期国内総生産(GDP、確定値)が大幅に上方修正され、需要増加期待から原油相場が反発。それがペトロブラスの海外投資計画の見通し改善につながる、との思惑が浮上したもよう。また、一部投資家の間では、ペトロブラスの株価に割安感があるとの見方もあるとのこと。
【ロシア】MICEX指数 1398.20 -2.71%
23日のロシア株式市場は3日続落。主要指標のMICEX指数は前日比38.88ポイント安(-2.71%)の1398.20で取引を終了した。1446.27から一時1391.66まで下落した。指数構成銘柄での値上がりは14、値下がりは35、変わらず1であった。
ロシア政府が、国営輸出企業5社に対して、来年3月1日までに外貨保有を2014年10月1日時点以下の水準まで減らすことを命じ、ルーブルはやや持ち直した。しかし、そうしたやり方は、投資家の不信感を招き、資本流出につながりかねないとの懸念もみられ、ロシア株売りの一因になった可能性がある。
【インド】SENSEX指数 27506.46 -0.71%
23日のインドSENSEX指数は4営業日ぶり反落。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比195.33ポイント安(-0.71%)の27506.46、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同57.00ポイント安(-0.68%)の8267.00で取引を終えた。
前半はプラス圏で推移したが、その後は利益確定売りに押された。連日の上昇で足元では過熱感がやや強まったほか、上海市場の大幅反落が警戒されたもようだ。国内では、外国人投資家(FII)の売り越しが継続していることも指数の足かせに。FIIは22日までに8営業日連続で売り越した。
【中国本土】上海総合指数 3032.61 -3.03%
23日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比94.83ポイント安(-3.03%)の3032.61ポイントと3日ぶりに反落した。
利食い売りが優勢。指数は昨日まで連日で年初来高値を更新し、約4年1カ月ぶりの高水準に達するなど、相場に過熱感が漂っていた。政策期待が持続するなか、場中にプラス圏で推移する場面があったものの、結局マイナス圏で引けている。
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23日のブラジル株式市場は3営業日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比768.95ポイント高(+1.53%)の50889.81で取引を終えた。49814.97から50889.81まで上昇し、連日の高値引けとなった。指数構成銘柄での値上がりは52、値下がりは16、変わらず2であった。
石油ガス大手のペトロブラス(PETR3)の上昇が、引き続きブラジル株の上昇をけん引した。この日発表の米国7-9月期国内総生産(GDP、確定値)が大幅に上方修正され、需要増加期待から原油相場が反発。それがペトロブラスの海外投資計画の見通し改善につながる、との思惑が浮上したもよう。また、一部投資家の間では、ペトロブラスの株価に割安感があるとの見方もあるとのこと。
【ロシア】MICEX指数 1398.20 -2.71%
23日のロシア株式市場は3日続落。主要指標のMICEX指数は前日比38.88ポイント安(-2.71%)の1398.20で取引を終了した。1446.27から一時1391.66まで下落した。指数構成銘柄での値上がりは14、値下がりは35、変わらず1であった。
ロシア政府が、国営輸出企業5社に対して、来年3月1日までに外貨保有を2014年10月1日時点以下の水準まで減らすことを命じ、ルーブルはやや持ち直した。しかし、そうしたやり方は、投資家の不信感を招き、資本流出につながりかねないとの懸念もみられ、ロシア株売りの一因になった可能性がある。
【インド】SENSEX指数 27506.46 -0.71%
23日のインドSENSEX指数は4営業日ぶり反落。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比195.33ポイント安(-0.71%)の27506.46、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同57.00ポイント安(-0.68%)の8267.00で取引を終えた。
前半はプラス圏で推移したが、その後は利益確定売りに押された。連日の上昇で足元では過熱感がやや強まったほか、上海市場の大幅反落が警戒されたもようだ。国内では、外国人投資家(FII)の売り越しが継続していることも指数の足かせに。FIIは22日までに8営業日連続で売り越した。
【中国本土】上海総合指数 3032.61 -3.03%
23日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比94.83ポイント安(-3.03%)の3032.61ポイントと3日ぶりに反落した。
利食い売りが優勢。指数は昨日まで連日で年初来高値を更新し、約4年1カ月ぶりの高水準に達するなど、相場に過熱感が漂っていた。政策期待が持続するなか、場中にプラス圏で推移する場面があったものの、結局マイナス圏で引けている。
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