25日の中国本土市場概況:上海総合指数は大幅高、当局の企業支援策などを好感
[14/12/25]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
25日の中国本土市場は大幅上昇。主要指標の上海総合指数は、前日比100.00ポイント高(+3.36%)の3072.54ポイントと上昇した。上海A株指数は104.99ポイント高(+3.37%)の3219.06ポイント。外貨建てB株相場は、上海B株指数が4.21ポイント高(+1.49%)の286.69ポイント、深センB株指数が5.78ポイント高(+0.58%)の1004.57ポイントで引けた。
政府が機械輸出支援を表明したことや、当局が融資拡大を促す措置を講じるとの見方が広がったことが要因。機械、銀行などの業種に資金が向かった。
建設機械の三一重工(600031 CH)と中聯重科(000157 CH)は共に10%高。輸出支援策が好感されたようだ。
また、銀行株が強い動き。中国建設銀行(601939 CH)は6.8%の上昇。中国人民銀行(中央銀行)は、銀行以外の金融機関からの預金に対する準備金の引き当てを義務付けないとの報道(第一財経日報)が材料視されたもよう。市場関係者の間からは、上海総合指数は直近で大きく下げたことで押し目買いとみられる動きが出ているとの声が聞かれている。
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