20日の中国本土市場概況:上海総合指数は上昇、インフラ関連が買われる
[15/01/20]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
20日の中国本土マーケットは上昇。主要指標の上海総合指数は、前日比56.70ポイント高(+1.82%)の3173.05ポイントと反発した。上海A株指数は59.41ポイント高(+1.82%)の3324.75ポイント。外貨建てB株相場は、上海B株指数が5.07ポイント高(+1.80%)の286.91ポイント、深センB株指数が22.75ポイント高(+2.20%)の1058.19ポイントで引けた。
自律反発狙いの買いが優勢。指数は前日に一時8%強の下落を強いられるなど、大きく下げていたため、いったん買い戻しの動きが先行した。その後に公表された14年10-12月期GDP成長率などが概ね良好な結果だったことを受け、徐々に買い優勢となった。
業種別では、インフラ関連の銘柄が高い。鉄道車両メーカーの中国南車(601766/SH)と中国北車(601299/SH)が揃って値幅制限いっぱいまで買われ、鉄道建設の中国中鉄(601390/SH)が4.3%上昇。このほか、不動産株や自動車株、素材関連株、消費関連株なども上げが目立っている。IT・ハイテク関連株も急伸。ストップ高となる銘柄もみられた。ハイテク株やバイオ株が多く、成長性の高いベンチャー企業向け市場の深セン創業板指数も4.34%高と急伸し、史上最高値を更新している。
【亜州IR】
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