28日の中国本土市場概況:上海総合指数は下落、利食い売り圧力が残る
[15/01/28]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
28日の中国本土マーケットは下落。主要指標の上海総合指数は、前日比47.22ポイント安(-1.41%)の3305.74ポイントと続落した。上海A株指数は49.61ポイント安(-1.41%)の3464.06ポイント。外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.16ポイント安(-0.39%)の292.34ポイント、深センB株指数が4.06ポイント安(-0.38%)の1070.01ポイントで引けた。
前日の軟調地合いを引き継ぐ流れ。昨日公表された全国工業企業の14年12月利益総額が前年同月比で8.0%減少し、下げ率が過去最大を記録していることが引き続き売り材料になっている。新規株式公開(IPO)の増加が伝えられるなか、需給悪化の懸念もくすぶった。また、指数は依然として約5年半ぶりの高値水準で推移しているため、利食い売り圧力も残っている。
時価総額上位の銘柄が下げを主導。中国人寿保険(601628/SH)が4.3%安、中国石油天然気(601857/SH)が2.9%安、中国工商銀行(601398/SH)が1.9%安で引けた。不動産株やゼネコン株、建材株、消費関連株もさえない。
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