13日の中国本土市場概況:上海総合指数は上昇、人民銀の資金供給スタンスを引き続き材料視
[15/02/13]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
13日の中国本土マーケットは上昇。主要指標の上海総合指数は、前日比30.41ポイント高(+0.96%)の3203.83ポイントと5日続伸。約1週間ぶりに心理的節目の3200を回復した。上海A株指数は31.93ポイント高(+0.96%)の3356.82ポイント。外貨建てB株相場は上海B株指数が1.08ポイント高(+0.37%)の294.04ポイント、深センB株指数が9.35ポイント高(+0.86%)の1099.92ポイントで引けた。深セン創業板指数は1825.49ポイント(+2.05%高)と上昇し、史上最高値を更新。初めて1800ポイントを突破した。
前日までの好地合いを引き継いだ。人民銀(中央銀行)の資金供給スタンスが引き続き材料視されている。春節連休を前にした資金ひっ迫懸念がひとまず薄らいだ。これから公表される1月の金融統計についても、それほど悪化していないとの観測が流れている。
幅広い銘柄が物色され、上海総合の構成銘柄9割近くが上昇した。なかでも時価総額上位の銀行株が高い。中国工商銀行(601398/SH)が2.3%、中国農業銀行(601288/SH)が1.9%ずつ値を上げた。不動産株も急伸。大手の保利地産(600048/SH)が3.7%上昇した。新築住宅の在庫面積が前月から減少したと伝えられたことが手掛かりになっている。発電や水道の公益株、医薬関連株、消費関連株、ITハイテク関連株なども上げが目立った。
【亜州IR】
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