16日の中国本土市場概況:上海総合指数は上昇、景気テコ入れ策への期待が支えに
[15/02/16]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
16日の中国本土マーケットは上昇。主要指標の上海総合指数は、前営業日比18.54ポイント高(+0.58%)の3222.36ポイントと6日続伸した。上海A株指数は19.46ポイント高(+0.58%)の3376.28ポイント。一方、外貨建てB株相場はまちまち。上海B株指数が0.78ポイント高(+0.27%)の294.82ポイント、深センB株指数が3.41ポイント安(-0.31%)の1096.51ポイントで引けた。
前営業日までの好地合いを継ぐ。ここのところの上昇基調を受けた利食い売り圧力はあるものの、人民銀行(中央銀行)の資金供給スタンスや、当局の景気テコ入れ策に対する期待が相場を支えた。指数は徐々に上げ幅を広げている。
大型株に目立った動意がみられないなか、中小型株が物色された。ITハイテク関連株、医薬関連株、メディア関連株の一部が急伸した。個別では、システム開発の用友軟件(600588/SH)がストップ高、医薬品メーカーの康美薬業(600518/SH)が9.5%高、政府系ネットメディア企業の人民網(603000/SH)がストップ高と上げが目立っている。このほか、鉄道関連株、消費関連株、自動車株などもしっかり。
【亜州IR】
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