16日の香港市場概況:香港ハンセン指数は小幅高、本土株などの上昇を意識
[15/02/16]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
16日の香港市場は小幅高。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比43.99ポイント高(+0.18%)の24726.53ポイント、本土企業株で構成されるH株指数が12.01ポイント高(+0.10%)の11934.57ポイントと、揃って3日続伸した。売買代金は512億7500万香港ドルに縮小している(13日は716億9700万香港ドル)。
内外株高で買い安心感が広がる。ユーロ圏経済指標の改善で先週末の欧米市場が軒並み上昇したことや、中国人民銀行(中央銀行)の資金供給スタンスを支えに本日の上海総合指数が6日続伸したことを好感した。ただ、上値は重い。中国の大型連休を控えているため(本土は18〜24日が休場。香港は18日が半日商い、19と20日が休場)、様子見ムードも漂った。
ハンセン指数の構成銘柄では、香港大手商社の利豊(494/HK)が5.3%高、中国政府系コングロマリットの華潤創業(291/HK)が1.6%高と上げが目立った。原油相場の持ち直しが期待されるなか、石油株も買われている。
本土系不動産株もしっかり。首創置業(2868/HK)が5.2%高、華潤置地(1109/HK)と雅居楽地産HD(3383/HK)がそろって1.3%高と値を上げた。
【亜州IR】
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