22日の中国本土市場概況:上海総合指数は大幅続伸、追加緩和期待が高まる
[15/04/22]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
22日の中国本土マーケットは上昇。主要指標の上海総合指数は、前日比104.87ポイント(2.44%)高の4398.50ポイントと続伸した。約7年2カ月ぶりの高値を切り上げる。上海A株指数は109.81ポイント(2.44%)高の4608.74ポイント。外貨建てB株相場も上昇。上海B株指数が11.23ポイント(2.89%)高の399.08ポイント、深センB株指数が15.52ポイント(1.16%)高の1354.84ポイントで引けた。深セン創業板指数は2.68%高の2634.93ポイントと上昇し、史上最高値を更新。初めて2600台を突破した。
前日の好地合いを引き継ぐ。このところの売買活況を背景に、株価の先高感が強まっている。追加の金融緩和策が打ち出されるとの期待も膨らむ。外国為替資金残高が7年ぶりに大幅減少するなか、中国からの資金流出が加速しているとの見方が広がったため。
幅広い銘柄が買われ、上海指数の構成銘柄は9割超が上昇した。なかでも、相場活況でメリットのある証券株と保険株が高い。中国人寿保険(601628/SH)が3.6%上昇し、海通証券(600837/SH)が値幅制限いっぱいまで買われた。発電株も急伸。電力価格の改革推進が手がかりになっている。不動産株や消費関連株もしっかり。発電設備株や、海運株なども物色された。
【亜州IR】
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