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概況からBRICsを知ろう〜中国本土市場は追加の金融緩和を好感して大幅に値上がり
[15/05/12]
提供元：株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 57197.10 +0.08％
11日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比47.77ポイント高（+0.08％）の57197.10で取引を終えた。57489.84まで上昇した後、一時57013.10まで下落した。指数構成銘柄での値上がりは38、値下がりは27、変わらず1であった。
中国人民銀行が追加利下げを決定したこと。また、ブラジル中央銀行がこの日発表した週次エコノミスト調査で、2016年のインフレ見通し(IPCA)が5.51％となり、前回までの5.60％から引き下げられたことが好感され、ブラジル株高につながったもよう。一方、エコノミスト調査の2015年経済成長率見通しが-1.20％へ悪化したこと(前回-1.18％)、NY原油先物相場の反落などが、売り材料になった可能性。
【ロシア】休場
【インド】S&PムンバイSENSEX指数 27507.30 +1.48％
11日のインド株式市場は続伸。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比401.91ポイント高（+1.48％）の27507.30、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同1.63％（133.75ポイント）高の8325.25で取引を終えた。
買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、その後も高値圏でもみ合った。前営業日の欧米市場が堅調だったことに加え、中国の利下げを受け、買いが先行。また、インド準備銀行（中央銀行、RBI） も中国に追随し、次回（6月2日）の金融政策決定会合で追加の利下げに踏み切るとの観測も好感された。
【中国本土】上海総合指数 4333.58 +3.04％
11日の中国本土マーケットは大幅に値上がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比127.67ポイント高（+3.04％）の4333.58ポイントと続伸した。
追加の金融緩和を好感。中国人民銀行が10日、昨年11月以降で3回目の利下げを発表したことが材料視された。ブローカー各社の間からは、「預金準備率の引き下げなど、更に緩和する可能性がある」との見方も広がっている。新規株式公開（IPO)増加に伴う需給悪化懸念などで売られる場面がみられたものの、中盤から再び買いの勢いが増した。指数は4月後半に節目の4500ポイントを突破して以降、急速に調整していたため（先週のザラ場安値は4099ポイント）、値ごろ感による買い戻しの動きが鮮明化している。
＜FA＞
11日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比47.77ポイント高（+0.08％）の57197.10で取引を終えた。57489.84まで上昇した後、一時57013.10まで下落した。指数構成銘柄での値上がりは38、値下がりは27、変わらず1であった。
中国人民銀行が追加利下げを決定したこと。また、ブラジル中央銀行がこの日発表した週次エコノミスト調査で、2016年のインフレ見通し(IPCA)が5.51％となり、前回までの5.60％から引き下げられたことが好感され、ブラジル株高につながったもよう。一方、エコノミスト調査の2015年経済成長率見通しが-1.20％へ悪化したこと(前回-1.18％)、NY原油先物相場の反落などが、売り材料になった可能性。
【ロシア】休場
【インド】S&PムンバイSENSEX指数 27507.30 +1.48％
11日のインド株式市場は続伸。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比401.91ポイント高（+1.48％）の27507.30、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同1.63％（133.75ポイント）高の8325.25で取引を終えた。
買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、その後も高値圏でもみ合った。前営業日の欧米市場が堅調だったことに加え、中国の利下げを受け、買いが先行。また、インド準備銀行（中央銀行、RBI） も中国に追随し、次回（6月2日）の金融政策決定会合で追加の利下げに踏み切るとの観測も好感された。
【中国本土】上海総合指数 4333.58 +3.04％
11日の中国本土マーケットは大幅に値上がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比127.67ポイント高（+3.04％）の4333.58ポイントと続伸した。
追加の金融緩和を好感。中国人民銀行が10日、昨年11月以降で3回目の利下げを発表したことが材料視された。ブローカー各社の間からは、「預金準備率の引き下げなど、更に緩和する可能性がある」との見方も広がっている。新規株式公開（IPO)増加に伴う需給悪化懸念などで売られる場面がみられたものの、中盤から再び買いの勢いが増した。指数は4月後半に節目の4500ポイントを突破して以降、急速に調整していたため（先週のザラ場安値は4099ポイント）、値ごろ感による買い戻しの動きが鮮明化している。
＜FA＞
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