13日の中国本土市場概況:指標下振れで4日ぶり反落、大型株が下げ主導
[15/05/13]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
13日の本土マーケットは値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比25.46ポイント(0.58%)安の4375.76ポイントと4日ぶりに反落した。上海A株指数は26.84ポイント(0.58%)安の4583.85ポイント。一方、外貨建てB株相場は続伸。上海B株指数が1.80ポイント(0.43%)高の423.62ポイント、深センB株指数が9.15ポイント(0.61%)高の1499.26ポイントで引けた。
指標発表後に売りが強まる流れ。本日の午後に4月の経済指標がまとめて公表され、小幅ながらも予想を下回ったことが嫌気された。小売売上高は前年同月比で10.0%増(予想は10.4%増)、鉱工業生産は同5.9%増(同6.0%増)という結果。指数はこの指標が発表されるまで、一進一退で推移していた。また、昨日の上海総合指数は3日続伸し、累計で7%超も上昇しているため、過熱感が意識されている。
業種別では、時価総額上位の銘柄が安い。石油株の中国石油天然気(601857/SH)が2.1%、保険株の中国平安(601318/SH)が2.2%ずつ値を下げた。「一帯一路」構想(現代版シルクロードの構築を目指す)の関連銘柄もさえない。ゼネコンのの中国交通建設(601800/SH)が3.2%安、発電設備の上海電気集団(601727/SH)が4.2%安で引けた。
また、ハイテク株やバイオ株が多く、成長性の高いベンチャー企業向け市場の深セン創業板指数は1.79%安と反落。当局は12日午後、投信会社3社に対し、創業板上場株の買い入れペースを抑制するよう指導を行った??と伝えられるなか、いったん利益を確定する動きが強まっている。創業板指数は昨日まで、連日で史上最高値を更新していた。
【亜州IR】
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指標発表後に売りが強まる流れ。本日の午後に4月の経済指標がまとめて公表され、小幅ながらも予想を下回ったことが嫌気された。小売売上高は前年同月比で10.0%増(予想は10.4%増)、鉱工業生産は同5.9%増(同6.0%増)という結果。指数はこの指標が発表されるまで、一進一退で推移していた。また、昨日の上海総合指数は3日続伸し、累計で7%超も上昇しているため、過熱感が意識されている。
業種別では、時価総額上位の銘柄が安い。石油株の中国石油天然気(601857/SH)が2.1%、保険株の中国平安(601318/SH)が2.2%ずつ値を下げた。「一帯一路」構想(現代版シルクロードの構築を目指す)の関連銘柄もさえない。ゼネコンのの中国交通建設(601800/SH)が3.2%安、発電設備の上海電気集団(601727/SH)が4.2%安で引けた。
また、ハイテク株やバイオ株が多く、成長性の高いベンチャー企業向け市場の深セン創業板指数は1.79%安と反落。当局は12日午後、投信会社3社に対し、創業板上場株の買い入れペースを抑制するよう指導を行った??と伝えられるなか、いったん利益を確定する動きが強まっている。創業板指数は昨日まで、連日で史上最高値を更新していた。
【亜州IR】
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