18日の香港市場概況:ハンセン3日ぶり反落、通信株に売り
[15/05/18]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
週明け18日の香港マーケットは値下がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前
営業日比231.03ポイント(0.83%)安の27591.25ポイントと3日ぶりに反落し、本土
企業株で構成されるH株指数も83.48ポイント(0.60%)安の13926.28ポイントと反落
した。売買代金は1229億9200万香港ドル(15日は1378億2400万香港ドル)。
先週末に急伸した反動で、ひとまず売りが先行。ハンセン指数は15日、深センと
香港の「相互乗り入れ」(両株式市場の相互取引開放)が早ければ今年9月にも解禁
される見通し??と報じられるなか、約2週間ぶりの高値に上昇していたため、利食
い売り圧力が強まった。
ハンセン指数の構成銘柄では、通信株の下げが目立つ。中国移動(チャイナ・モバ
イル:941/HK)が2.8%安、中国聯通(チャイナ・ユニコム:762/HK)が2.3%安で引け
た。国務院が先週、「通信網の拡充を急ピッチに進める方針」を確認し、通信料の引
き下げにも言及したことが改めてネガティブ材料視されている。本土系の不動産株と
金融株も軒並み下落した。
エネルギーや非鉄類の資源株もさえない。石炭生産で国内2位の中国中煤能源
(1898/HK)が1.7%安、石油大手の中国海洋石油(CNOOC:883/HK)が1.3%安、アルミ
ニウム中国最大手の中国アルミ(チャルコ:2600/HK)が5.8%安、希土類製品・耐火材
大手の中国稀土HD(チャイナ・レア・アース:769/HK)が2.9%安、銅生産で中国最大
手の江西銅業(358/HK)が1.5%安と値を下げた。
【亜州IR】
<ZN>
営業日比231.03ポイント(0.83%)安の27591.25ポイントと3日ぶりに反落し、本土
企業株で構成されるH株指数も83.48ポイント(0.60%)安の13926.28ポイントと反落
した。売買代金は1229億9200万香港ドル(15日は1378億2400万香港ドル)。
先週末に急伸した反動で、ひとまず売りが先行。ハンセン指数は15日、深センと
香港の「相互乗り入れ」(両株式市場の相互取引開放)が早ければ今年9月にも解禁
される見通し??と報じられるなか、約2週間ぶりの高値に上昇していたため、利食
い売り圧力が強まった。
ハンセン指数の構成銘柄では、通信株の下げが目立つ。中国移動(チャイナ・モバ
イル:941/HK)が2.8%安、中国聯通(チャイナ・ユニコム:762/HK)が2.3%安で引け
た。国務院が先週、「通信網の拡充を急ピッチに進める方針」を確認し、通信料の引
き下げにも言及したことが改めてネガティブ材料視されている。本土系の不動産株と
金融株も軒並み下落した。
エネルギーや非鉄類の資源株もさえない。石炭生産で国内2位の中国中煤能源
(1898/HK)が1.7%安、石油大手の中国海洋石油(CNOOC:883/HK)が1.3%安、アルミ
ニウム中国最大手の中国アルミ(チャルコ:2600/HK)が5.8%安、希土類製品・耐火材
大手の中国稀土HD(チャイナ・レア・アース:769/HK)が2.9%安、銅生産で中国最大
手の江西銅業(358/HK)が1.5%安と値を下げた。
【亜州IR】
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