22日の中国本土市場概況:上海総合は4日続伸、7年3カ月ぶり高値
[15/05/22]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
22日の本土マーケットは値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比128.18ポイント(2.83%)高の4657.60ポイントと4日続伸した。年初来高値を更新し、約7年3カ月ぶりの高水準に達している。上海A株指数は134.87ポイント(2.84%)高の4877.43ポイント。半面、外貨建てB株相場は下落。上海B株指数が2.54ポイント(0.51%)安の492.30ポイント、深センB株指数は12.33ポイント(0.79%)安の1555.34ポイントで引けた。
資金流入の期待が強まった。中国当局が養老保険基金(年金基金)の運用改革案の策定を終えたもよう??と伝えられたことが追い風。報道によれば、運用規定の見直しを通じて、理論上では、1兆人民元(約19兆円)を超える資金が市場に流入すると試算されるという。また、国家発展改革委員会が21日までの3日間で、4588億人民元相当のインフラプロジェクトを認可するなど、相次ぐ景気テコ入れ策も支えだ。今後は一段の金融緩和策が打ち出されるとの観測も根強い。
時価総額上位のエネルギー株と金融株が相場をけん引する。中国石油化工(600028/SH)が4.4%高、中国石油天然気(601857/SH)が3.4%高、中国平安(601318/SH)が3.4%高で引けた。インフラ関連株も高い。中国交通建設(601800/SH)が5.0%上昇した。非鉄や鉄鋼、セメントの素材関連株、不動産株、自動車株、発電や水道の公益株なども上げが目立っている。
一方、ハイテク株やバイオ株が多く、成長性の高いベンチャー企業向け市場の深セン創業板指数は6日ぶり反落。前日比0.31%安の3516.63ポイントで引けた。前日まで、指数算出以来の高値を連日で更新していたため、過熱感が意識される。
【亜州IR】
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資金流入の期待が強まった。中国当局が養老保険基金(年金基金)の運用改革案の策定を終えたもよう??と伝えられたことが追い風。報道によれば、運用規定の見直しを通じて、理論上では、1兆人民元(約19兆円)を超える資金が市場に流入すると試算されるという。また、国家発展改革委員会が21日までの3日間で、4588億人民元相当のインフラプロジェクトを認可するなど、相次ぐ景気テコ入れ策も支えだ。今後は一段の金融緩和策が打ち出されるとの観測も根強い。
時価総額上位のエネルギー株と金融株が相場をけん引する。中国石油化工(600028/SH)が4.4%高、中国石油天然気(601857/SH)が3.4%高、中国平安(601318/SH)が3.4%高で引けた。インフラ関連株も高い。中国交通建設(601800/SH)が5.0%上昇した。非鉄や鉄鋼、セメントの素材関連株、不動産株、自動車株、発電や水道の公益株なども上げが目立っている。
一方、ハイテク株やバイオ株が多く、成長性の高いベンチャー企業向け市場の深セン創業板指数は6日ぶり反落。前日比0.31%安の3516.63ポイントで引けた。前日まで、指数算出以来の高値を連日で更新していたため、過熱感が意識される。
【亜州IR】
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