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26日の中国本土市場概況:上海総合は6日続伸、約7年4カ月ぶり高値

注目トピックス 外国株
26日の本土マーケットは値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比97.10ポイント(2.02%)高の4910.90ポイントと6日続伸した。約7年4カ月ぶりの高値水準に達している。上海A株指数は101.61ポイント(2.02%)高の5143.05ポイント。外貨建てB株相場も上昇。上海B株指数が12.06ポイント(2.42%)高の509.96ポイント、深センB株指数は1.65ポイント(0.11%)高の1572.11ポイントで引けた。

前日までの好地合いを継ぐ。足元で売買代金が急増していることを背景に、株価の先高感が強まっている。年金運用改革や本土・香港の投資ファンド販売解禁などを通じ、資金が流入するとの思惑も引き続き支えになった。

時価総額上位の銘柄に動意がみられないなか、中小型株が物色される。なかでも、軍需関連株が高い。政府系造船大手の中国船舶重工(601989/SH)とレーダーや無線機器の安徽四創電子(600990/SH)がそろって値幅制限いっぱいまで買われ、航空機用機械メーカーの中航機載電子(600372/SH)が8.7%上昇した。それぞれ上場来高値を更新している。

中国政府が26日、「中国の軍事戦略白書(国防白書)」を発表したことが手がかり。「国防力の強化を一段と加速する」との方針が示されたことで、需要増の思惑が強まった。ゼネコンや建材、発電設備などのインフラ関連株も急伸する。発電やガスの公益株、自動車株、不動産株なども上げが目立った。

ハイテク株やバイオ株が多く、成長性の高いベンチャー企業向け市場の深セン創業板指数は反発。前日比4.33%高の3618.23ポイントに上昇し、3営業日ぶりに指数算出以来の高値を更新した。

【亜州IR】



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