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29日の香港市場概況：ハンセン指数は小幅安、中国金融政策の不透明感などが重しに
[15/05/29]
提供元：株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
29日の香港市場は小幅に値下がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比30.12ポイント（0.11％）安の27424.19ポイント、本土企業株で構成されるH株指数がは79.19ポイント（0.56％）安の14103.81ポイントと、そろって3日続落した。売買代金は2047億6800万香港ドル（28日は2060億4800万香港ドル)。
一進一退のなかで売られる流れ。ギリシャ債務問題に進展が見られない中の欧米株下落、中国金融政策の不透明感が重しとなった。また、週明けの6月1日に、5月の中国製造業PMIが公表されることも気がかり材料として意識される。ただ、昨日の下げが大きかったため、下値では値ごろ感に着目した買いも見られた。
ハンセン指数の構成銘柄では、婦人靴小売チェーン中国最大手の百麗国際HD(1880/HK)が3.5％安、香港不動産の恒隆地産(101/HK)が3.0％安、通信キャリア大手の中国聯通(762/HK)が2.8％安と下げが目立った。
H株保険セクターもさえない。中国人民財産保険(2328/HK)が2.6％安、中国太平洋保険（2601/HK）が2.4％安、新華人寿保険(1336/HK)が2.1％安、中国平安保険(2318/HK)が1.9％安で引けた。
半面、空運関連の銘柄はしっかり。キャリアの中国南方航空(1055/HK)が5.7％高、中国東方航空(670/HK)が2.9％高、海南省の空港運営会社、海航基礎(旧社名・美蘭国際機場：357/HK)が7.5％高、空港運営・管理の北京首都国際機場（北京国際空港：694/HK）が3.1％高と買い進まれた。中国政府は近く、交通運輸の発展を目指す長期計画「中国交通2050」の策定に乗り出すと伝えられるなか、需要の増加が期待されている。
【亜州IR】
＜FA＞
一進一退のなかで売られる流れ。ギリシャ債務問題に進展が見られない中の欧米株下落、中国金融政策の不透明感が重しとなった。また、週明けの6月1日に、5月の中国製造業PMIが公表されることも気がかり材料として意識される。ただ、昨日の下げが大きかったため、下値では値ごろ感に着目した買いも見られた。
ハンセン指数の構成銘柄では、婦人靴小売チェーン中国最大手の百麗国際HD(1880/HK)が3.5％安、香港不動産の恒隆地産(101/HK)が3.0％安、通信キャリア大手の中国聯通(762/HK)が2.8％安と下げが目立った。
H株保険セクターもさえない。中国人民財産保険(2328/HK)が2.6％安、中国太平洋保険（2601/HK）が2.4％安、新華人寿保険(1336/HK)が2.1％安、中国平安保険(2318/HK)が1.9％安で引けた。
半面、空運関連の銘柄はしっかり。キャリアの中国南方航空(1055/HK)が5.7％高、中国東方航空(670/HK)が2.9％高、海南省の空港運営会社、海航基礎(旧社名・美蘭国際機場：357/HK)が7.5％高、空港運営・管理の北京首都国際機場（北京国際空港：694/HK）が3.1％高と買い進まれた。中国政府は近く、交通運輸の発展を目指す長期計画「中国交通2050」の策定に乗り出すと伝えられるなか、需要の増加が期待されている。
【亜州IR】
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