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15日の中国本土市場概況:上海総合は3日ぶり反落、大型株が下げ主導

注目トピックス 外国株
週明け15日の中国本土マーケットは値下がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比103.36ポイント(2.00%)安の5062.99ポイントと3日ぶり反落した。上海A株指数は108.09ポイント(2.00%)安の5302.77ポイント。外貨建てB株相場も下落。上海B株指数が14.68ポイント(2.77%)安の514.68ポイント、深センB株指数は5.27ポイント(0.33%)安の1569.65ポイントで引けた。


買い先行後に売られる流れ。先週末までの好地合いを継いで小高くスタートしたものの、程なくマイナスに転じた。需給悪化の懸念が重し。今週は25社が新規株式公開(IPO)の公募を行う。なかでも、18日公募の国泰君安証券(601211/SH)は資金調達の規模が300億人民元超に上る見込みで、2010年7月の中国農業銀行(601288/SH)以来の大きさとなる。それも含め、IPO申込みに伴う凍結資金は過去最大規模になる見通しだ。

時価総額上位のエネルギー株や金融株が下げを主導する。中国石油天然気(601857/SH)が2.8%安、中国工商銀行(601398/SH)が2.2%安、中国人寿保険(601628/SH)が3.4%安で引けた。直近で上げの目立っていた、ITハイテク関連株やバイオ関連株も売られる。ゼネコンや発電設備などのインフラ関連株、不動産株、自動車株などもさえない。


【亜州IR】



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