19日の中国本土市場概況:バブル警戒で急落、上海総合は6.4%安
[15/06/19]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 外国株
19日の中国本土マーケットは大幅に値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比306.99ポイント(6.42%)安の4478.36ポイントと続落した。約1カ月ぶりの安値を切り下げる。上海A株指数は322.06ポイント(6.43%)安の4689.56ポイント。外貨建てB株相場も下落。上海B株指数が17.83ポイント(3.60%)安の477.87ポイント、深センB株指数は41.74ポイント(2.68%)安の1514.01ポイントで引けた。
手じまい売りが広がる。一部の大手ブローカーが「本土A株市場がバブルのリスクに直面している」と指摘したうえで、今後、急落の可能性もあると警鐘を鳴らしたことがマイナス材料だ。新規株式公開(IPO)増加による需給悪化の懸念や、このところ商いが縮小傾向にあることもネガティブ材料となっている。また、週明け22日は端午節で休場となるため、連休を前に買い手控えのスタンスもみられた。
幅広い銘柄が売られ、上海総合の構成銘柄は9割超が下げた。なかでも、資源・素材株が安い。北京金隅(601992/SH)が値幅制限いっぱいまで売られ、中国中煤能源(601898/SH)が7.2%下落した。時価総額上位の金融株も軒並み安。不動産株や自動車株、インフラ関連株などの下げも目立った。
【亜州IR】
<ZN>
手じまい売りが広がる。一部の大手ブローカーが「本土A株市場がバブルのリスクに直面している」と指摘したうえで、今後、急落の可能性もあると警鐘を鳴らしたことがマイナス材料だ。新規株式公開(IPO)増加による需給悪化の懸念や、このところ商いが縮小傾向にあることもネガティブ材料となっている。また、週明け22日は端午節で休場となるため、連休を前に買い手控えのスタンスもみられた。
幅広い銘柄が売られ、上海総合の構成銘柄は9割超が下げた。なかでも、資源・素材株が安い。北京金隅(601992/SH)が値幅制限いっぱいまで売られ、中国中煤能源(601898/SH)が7.2%下落した。時価総額上位の金融株も軒並み安。不動産株や自動車株、インフラ関連株などの下げも目立った。
【亜州IR】
<ZN>