26日の香港市場概況:ハンセン指数は1.78%安、本土株の大幅安を嫌気
[15/06/26]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
26日の香港市場は値下がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比481.88ポイント(1.78%)安の26663.87ポイント、本土企業株で構成されるH株指数が379.71ポイント(2.82%)安の13088.19ポイントと、そろって続落した。売買代金は1512億8300万香港ドル(25日は1185億3900万香港ドル)。
本土株の急落を嫌気。主要指標の上海総合指数が7.4%安と急落するなか、香港でも本土系の銘柄を中心に売りが広がった。人民銀行が25日、2カ月ぶりにリバースレポで資金供給したことを受けて、「目先の緩和期待は後退した」との見方が出ていることがマイナス材料となっている。「ユーロ圏財務相会合でギリシャ支援の交渉が今回もまとまらなかった」と伝えられるなか、昨夜の米株市場が続落したことも逆風だ。
幅広い銘柄が売られる。ハンセン指数の構成銘柄はほぼ全面安(50のうち49が下落、1が変わらず)。時価総額上位の銘柄が下げを主導した。石油グループ大手の中国石油天然気(857/HK)が3.2%安、生命保険事業で中国最大手の中国人寿保険(2628/HK)が3.1%安、中国4大銀行の一角を占める中国建設銀行(939/HK)が2.6%安で引けている。
H株指数の構成銘柄もほとんどが下落した(40のうち39がマイナス、1が変わらず)。個別では、セメント中国最大手の安徽海螺セメント(914/HK)が5.8%安、不動産デベロッパー中国最大手の万科企業(2202/HK)が5.5%安、薬品卸で中国最大手の国薬HD(1099/HK)が4.8%安、原子力発電で中国最大手の中国広核電力(1816/HK)が4.4%安と下げが目立つ。
【亜州IR】
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