概況からBRICsを知ろう〜上海総合指数は大幅に値上がり、相次ぐ相場テコ 入れ策を好感
[15/07/13]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 52590.72 +1.56%
10日のブラジル市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比808.97ポイント高(+1.56%)の52590.72で取引を終えた。指数構成銘柄の値上がりは45、値下がり18、変わらず3と買いが優勢。セクター別では、消費者サービスや金融が買われた半面、通信や素材が安い。
横ばいで寄り付いた後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。ギリシャ交渉の進展期待が高まっていることが支援材料。また、中国本土市場の大幅続伸も中国経済の減速懸念をやや後退させた。ほかに、ウエートの高いペトロブラス(PETR3)もしっかり。三井物産と丸紅が翌週初めにも同社のガス・パイプラインの権益売却に入札すると発表したことが好感された。同社は一部資産の売却を通じ、財務状況を改善させる狙いがある。
【ロシア】MICEX指数 1623.99 +0.58%
10日のロシア市場は続伸。主要指標のMICEX指数は前日比9.40ポイント高(+0.58%)の1623.99で取引を終了した。指数の構成銘柄では値上がり30、値下がり20と買いが優勢となった。
横ばいで寄り付いた後は上げ幅を拡大させ、その後は高値圏で推移した。ギリシャ交渉の進展に対する期待が高まっていることが支援材料。また、ブレント原油の上昇も資源大手の物色手掛かりとなった。ほかに、中国本土市場の大幅続伸が投資家の不安心理や中国経済の減速懸念をやや後退させた。
【インド】SENSEX指数 27661.40 +0.32%
10日のインドSENSEX指数は4日ぶりに反発。前日比87.74ポイント高(+0.32%)の27661.40、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同0.38%(32.00ポイント)高の8360.55で取引を終えた。
買いが先行した後はいったん売りに押され、終盤に再び買い戻された。連日の下落で値ごろ感が強まったほか、ギリシャ交渉の進展に対する期待が高まっていることが支援材料。また、中国本土市場の落ち着きも投資家の不安心理を緩和させた。
【中国本土】上海総合指数 3877.80 +4.54%
10日の上海総合指数は大幅に値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比168.47ポイント高(+4.54%)の3877.80ポイントと続伸した。2日間の上昇率は累計で10.57%に達している。
安寄り後に買いが強まる流れ。前日の上げ幅が大きかったこともあり、寄り付きは弱含んだものの(上海総合は0.05%安)、ほどなくプラスに転じた。相次ぐ相場テコ入れ策を好感。中国銀行監督管理委員会は9日、返済期限を迎えた株式担保融資に関し、新たな期限を設定することを認めると発表した。
<NH>
10日のブラジル市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比808.97ポイント高(+1.56%)の52590.72で取引を終えた。指数構成銘柄の値上がりは45、値下がり18、変わらず3と買いが優勢。セクター別では、消費者サービスや金融が買われた半面、通信や素材が安い。
横ばいで寄り付いた後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。ギリシャ交渉の進展期待が高まっていることが支援材料。また、中国本土市場の大幅続伸も中国経済の減速懸念をやや後退させた。ほかに、ウエートの高いペトロブラス(PETR3)もしっかり。三井物産と丸紅が翌週初めにも同社のガス・パイプラインの権益売却に入札すると発表したことが好感された。同社は一部資産の売却を通じ、財務状況を改善させる狙いがある。
【ロシア】MICEX指数 1623.99 +0.58%
10日のロシア市場は続伸。主要指標のMICEX指数は前日比9.40ポイント高(+0.58%)の1623.99で取引を終了した。指数の構成銘柄では値上がり30、値下がり20と買いが優勢となった。
横ばいで寄り付いた後は上げ幅を拡大させ、その後は高値圏で推移した。ギリシャ交渉の進展に対する期待が高まっていることが支援材料。また、ブレント原油の上昇も資源大手の物色手掛かりとなった。ほかに、中国本土市場の大幅続伸が投資家の不安心理や中国経済の減速懸念をやや後退させた。
【インド】SENSEX指数 27661.40 +0.32%
10日のインドSENSEX指数は4日ぶりに反発。前日比87.74ポイント高(+0.32%)の27661.40、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同0.38%(32.00ポイント)高の8360.55で取引を終えた。
買いが先行した後はいったん売りに押され、終盤に再び買い戻された。連日の下落で値ごろ感が強まったほか、ギリシャ交渉の進展に対する期待が高まっていることが支援材料。また、中国本土市場の落ち着きも投資家の不安心理を緩和させた。
【中国本土】上海総合指数 3877.80 +4.54%
10日の上海総合指数は大幅に値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比168.47ポイント高(+4.54%)の3877.80ポイントと続伸した。2日間の上昇率は累計で10.57%に達している。
安寄り後に買いが強まる流れ。前日の上げ幅が大きかったこともあり、寄り付きは弱含んだものの(上海総合は0.05%安)、ほどなくプラスに転じた。相次ぐ相場テコ入れ策を好感。中国銀行監督管理委員会は9日、返済期限を迎えた株式担保融資に関し、新たな期限を設定することを認めると発表した。
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